深田恭子、多部未華子、永野芽郁といった人気女優を起用したテレビコマーシャルでおなじみのUQモバイルはキャリアの携帯電話会社であるau(KDDI)のグループ会社です。
auの廉価版の会社といってもいいでしょう。
そしてauの系列会社なので当然、通信回線はauの通信回線です。auの通信インフラを借りて運営しています。
では、料金が安いから通信品質が落ちるのかといえばそんなことはありません。
普通に使えます。
では、なぜauが同じモバイル通信の会社をわざわざ作ったかといえば、他社の格安スマホの会社へ対抗策でしょう。
続々と参入してきている格安スマホの会社へ通信料金が安いということでauのユーザーが移ってしまったらたいへんなので自らも格安スマホの会社を作ったのと思われます。
このことはソフトバンクも同じことが言えます。ソフトバンクもワイモバイルという会社を作っています。
ドコモの場合は他の格安スマホの会社がほとんどドコモの通信回線を借りて運営しているので自社で格安スマホの会社を作らなくても補うことができると考えているのかもしれません。
UQモバイルの特長
UQモバイルの特長はなんといっても通信速度が速いという評判でしょう。実際、通信速度を計測すると常に上位の位置にくることが多いです。
通信回線の速度については一貫して評判は良いです。
また、通話とデータ通信容量をセットにしたコミコミプラン1,980円の「おしゃべりプラン」が話題です。
UQモバイルがおすすめできる理由
UQモバイルのコミコミプラン
プランS | プランM | プランL | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,980円 ↓ 2,980円 | 2,980円 ↓ 3,980円 | 4,980円 ↓ 5,980円 |
データ容量 | 3GB ↓ 2GB | 9GB ↓ 6GB | 21GB ↓ 14GB |
国内通話 おしゃべりプラン | 1回5分以内何度でもかけ放題 | ||
国内通話 ぴったりプラン | 60分以内/月 | 120分以内/月 | 180分以内/月 |
UQモバイルには2つのコミコミプランがあります。
「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」です。
月額料金、データ容量は同じですが通話プランが違くなります。
「おしゃべりプラン」は5分以内国内通話がかけ放題になり、「ぴったりプラン」は1ヶ月の無料分の合計通話時間が設定されています。
どちらの通話プランが自分に向いているかで選ぶことになります。
そしてこのコミコミプランは少し複雑でわかりにくいです。
上記の表の月額料金ですが上段は14か月目までの月額料金で15ヶ月目から下段の料金になります。
データ容量も上段が25か月目までのデータ容量で26か月目以降は下段のデータ容量です。
また、テレビコマーシャルなどで1,480円などと宣伝しているのは家族割適用ということで、2台以上を家族で利用することで2台目以降が500円割引というわけです。
例えばSプランだと月額1,980円が →月額1,480円
ただし、これも1年間のみです。
本当にUQモバイルのプランは複雑です。
大雑把に言うとUQモバイルは2年間限定で利用するのがお得に利用できる方法ではないsでしょうか。(契約も2年の自動更新になっています)
2年目以降の月額料金は決して安いとはいえないので、割引料金で利用できる期間をUQに加入しておき、2年後は他社でもっと安いプランができているかもしれないのでその時にまた考えればよいのではないでしょうか。
UQモバイルの基本プラン
UQモバイルにはもうひとつ通話料金が入っていないプランがあります。
プラン | 月額料金 |
---|---|
データ高速通信3GB | 980円 |
データ高速通信3GB+音声通話 | 1,680円 |
データ無制限 | 1,980円 |
データ無制限+音声通話 | 2,680円 |
※データ高速プランは受信速度最大225Mbpsの高速通信です。データ無制限プランはデータ容量無制限ですが最大速度500kbpsで高速通信ではありません。
あまり電話をかけないのでたまにつかうときは20秒/30円で通話料金を払えばよいという方やタブレットなどで通話サービスは必要としないという方はこちらのサービスを選んだ方がよいでしょう。
データ高速通信3GB+音声通話プランなら月額1,680円の基本料金だけで利用できるのはコスパに優れたプランになると思います。
タブレットやスマホ2台持ちで音声通話が必要としなければ月額980円ですみます。
ただ、上の表のデータ無制限というプランはあまりおすすめはしません。
データ容量を無制限に使えるのはうれしいのですが、通信速度は最大500kbpsで少し遅いです。インターネットの閲覧などは大丈夫ですが、YouTubeなどの動画を観るのは少々辛いかもしれません。もちろん高画質の映像は無理です。
データ容量が翌月に繰り越し可能です
契約しているデータ容量がその月に余ってしまった場合、余ったデータ容量を翌月に繰り越して使うことができます。※おしゃべりプランSは1GBまで、おしゃべりプランMは3GBまで、おしゃべりプランLは7GBまで。
節約モードがあります
アプリでワンタッチで節約モードに切り替えることができます。通信速度は最大送受信速度300KbpsですがLIEやツイッターなどSNSの利用、ストリーミング配信の音楽などは聴くことが出来ます。節約モードにすると高速データ通信の消費がゼロになるのでユーザーにはお得です。
ぴったりアプリパック
おしゃべりプランの加入者は無料でスマートフォンセキュリティ、超ブルーライト削減、万能カメラ11個のアプリが利用できます。
支払い方法が口座振替で可
支払い方法はクレジットカードと口座振替です。格安スマホの支払いがクレジットカードのみというところが多かったのですが、最近ではUQモバイルのように口座振替対応になったのはユーザーにとって便利になったと思います。
UQモバイルをおすすめできないところ
おしゃべりプランは24ヶ月目までの方がよい
コミコミプランはUQモバイルの一押しのプランなのですが、内容が複雑でユーザーに安いのか高いのかわかりにくいというところがあります。
結論としてはコミコミプランを使いたいならば26か月目以降は高くなるので2年で更新(コミコミプランは2年契約です。)するところで解約した方がよいと思われます。
多分、そのころには他社がもっと良いプラン、サービスを出しているかもしれないので考え直してみたらどうでしょう。
基本プランの選択肢が少ない
UQモバイルの基本プランは3GBのデータ高速通信とデータ無制限の2つしかありません。他社は5~10ぐらいのプランが設定されているので他の容量プランを選びたい人には選択肢が少なすぎます。
UQモバイルの申し込み方法・手順
コミコミプランでセットで申し込む手順
メールアドレスはUQモバイルからの連絡用に用意しておいた方がよいです。おすすめはGmail(無料ですし、googleのサービスなので安心して利用できます。)です。
電話番号をそのまま利用するにはMNP予約番号というものが必要です。その取得方法↓
NTT docomoからは
au(KDDI)からは
ソフトバンクからは
スマホを自分で用意、SIMカードのみを注文
スマホ本体を今まで使っていたものを利用するか、自分で好きなSIMフリーのスマホを使いたい場合はデータ容量(SIMカード)のプランのみを注文しましょう。
UQモバイルのまとめ
UQモバイルでの総評としては現時点での通信速度は他社に比べて早いということです。
時には親会社のauより通信速度が速いのではという声も聞いたりします。
スマホを利用する上で通信速度が遅いというのは何かとストレスになったりもするでその点はおすすめできる一番の理由かもしれません。
ただし、このことは現時点という注釈がつきます。この先ユーザーが大幅に増えたりしてUQ側がフォローできなければ遅くなる可能性もあります。
まあ、その辺はどこの会社でも言えることで特に問題ではないでしょう。