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家族のスマホ代を節約したいなら格安スマホにしよう
子供が高校生になりスマホが欲しいと言い出しました。でも、もう1台分のスマホ料金がかかると思うと考えてしまいます。何しろ私たち夫婦と上の子の3台分にもう1台分増やすのはたいへん。スマホの月額料金が4台分になると思うと頭が痛いです。
こんなお悩みを抱える方も多いと思います。そこで最近、話題の格安スマホの出番です。今までNTTドコモのスマホを使っていたのだけれど毎月、夫婦二人分の月額料金は少ないときでも1万4千円~5千円ぐらい料金が発生してしたと思いますが、ここで一挙にその3分の1から2分の1の減らせるかもしれません。
MVNO(格安スマホ)の会社はインフラ(通信施設など基本設備)はキャリアと呼ばれる3大携帯電話会社(NTTドコモ、au,ソフトバンク)から借り受けた通信回線を利用しているのでその通信品質はそれほど変わりません。
ならば格安スマホを利用しない手はないです。家族みんなで格安スマホにすれば十分にスマホの料金を節約することはできます。
今、もしドコモのスマホをすでに利用しているとすれば、そのままそのスマホを格安スマホの会社で使えます。(もちろんドコモ以外のスマホでもSIMロック解除という手続きをすれば大丈夫です。MVNO各社の公式サイトで動作確認済み端末一覧というページが必ずありますので照合してください。)
スマホに最初から内蔵されているSIMカード(ユーザーや携帯電話会社の情報が記録されているICカードのこと。)を格安スマホの会社のSIMに入れ替えるだけで使えるようになります。
これだけでスマホの月額料金は格段と安くなります。もし、スマホを持っていなくても格安スマホの会社でもリーズナブルなスマホが用意されているので、そのスマホを一括でも分割でも(24回分割払いができます。)購入して使うことができます。
もう、人気ではありますが、高すぎるiPhoneなんかやめましょう。MVNO(格安スマホ)の扱うAndroid系のスマホでも安くて性能が良いスマホはたくさんあります。もちろんiPhoneをすでに持っている人なら先ほど書いたようにSIMカードを入れ替えて使うことはできますよ。もったいないですからね。
格安スマホを家族で使うなら?家族割サービスの会社を選ぼう
では、せっかく格安スマホを使うなら、さらにお得にするために家族割的なサービスのある会社をどうせなら選んだほうがよいでしょう。そこでこのページでは、いくつかのファミリーで使うのにお得な割引サービスのある会社を紹介したいと思います。
マイネオ(mineo)の家族割
Dプラン (ドコモ通信回線) | シングルタイプ (データ通信のみ) | デュアルタイプ (データ通信+音声通話) |
---|---|---|
500MB | 700円 | 1,310円 |
1GB | 800円 | 1,410円 |
3GB | 900円 | 1,510円 |
6GB | 1,580円 | 2,190円 |
10GB | 2,520円 | 3,130円 |
20GB | 3,980円 | 4,590円 |
30GB | 5,900円 | 6,510円 |
Aプラン (auの通信回線) | シングルタイプ (データ通信のみ) | デュアルタイプ (データ通信+音声通話) |
---|---|---|
500MB | 700円 | 1,400円 |
1GB | 800円 | 1,500円 |
3GB | 900円 | 1,600円 |
6GB | 1,580円 | 2,280円 |
10GB | 2,520円 | 3,220円 |
20GB | 3,980円 | 4,680円 |
30GB | 5,900円 | 6,600円 |
マイネオはauの通信回線を利用するAプランとドコモの通信回線を利用するDプランというふうに2つの通信回線がるMVNO(格安スマホ)です。
マイネオの家族割というのは月額基本料金から50円割り引くサービスです。つまり上の表の月額料金から家族の人数分、たとえば4人家族なら50円×4人で200円割引してくれるというわけです。
対象として3親等以内ということで、これは別に同居していなくてもよいのです。4人家族同居で地方に祖母が住んでいるというなら、その祖母も50円割引料金でOKです。
なんだ50円引きかとお考えかもしれませんが、もともとの基本料金が格安なので4人分月額200円割引きは家計を預かる身としては大きいはずです。
またパケットシェアといってその月にデータ通信量を残した場合、翌月に家族間で繰り越して分けあうこともできます。誰かがあまり使わなかった通信量を無駄なく使えるわけです。
BIGLOBEモバイルのシェアSIMで家族で分け合う
インターネット接続プロバイダーの老舗と言ってもよいBIGLOBEのMVNO(格安スマホ)であるBIGLOBEモバイルです。
BIGLOBEモバイルでは「シェアSIM」というサービスがあり、上の表の6GBプランではSIMカードを2枚まで、12GBでは4枚まで使うことができます。
つまり、4人家族として12GBのデータ容量を分けあうことができます。これはひとり、ひとりで申し込むより月額で100円ぐらい割引になります。
また、6GB(ライトSプラン)と12GB(12ギガプラン)は全国86,000カ所のカフェやコンビニ、主要な駅、空港で利用できるのWi-Fiスポットを1ライセンス無料で利用できる特典があります。
BIGLOBEモバイルにも通話オプションサービスがあり、こちらは3分以内かけ放題月額650円と最大60分月額650円ということです。
IIJmioのファミリーシェアプラン
IIJmio・タイプD月額基本料金
ミニマム | ライト | ファミリー | |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 6GB | 10GB |
データ通信SIM | 900円 | 1,520円 | 2,560円 |
データ通信+SMS付 | 1,040円 | 1,660円 | 2,700円 |
データ通信+通話機能 | 1,600円 | 2,220円 | 3,260円 |
SIMカード | 最大2枚まで 利用可能 | 最大2枚まで 利用可能 | 最大10枚まで 利用可能 |
IIJmio・タイプA月額基本料金
ミニマム | ライト | ファミリー | |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 6GB | 10GB |
データ通信+SMS付 | 900円 | 1,520円 | 2,560円 |
データ通信+通話機能 | 1,600円 | 2,220円 | 3,260円 |
SIMカード | 最大2枚まで 利用可能 | 最大2枚まで 利用可能 | 最大10枚まで 利用可能 |
IIJmio(アイアイジェーミ)もインターネット接続プロバイダであるIIJ(株式会社インターネットイニシアティブ)が運営するMVNO(格安スマホ)です。
この会社は格安スマホの先駆けとも言え、その通信技術の安定性には定評があり、多くのユーザーが支持しています。
マイネオよ同じように通信回線をNTTドコモとauの2回線を利用しています。
家族向けには「ファミリーシェアプラン」というサービスがあり、これは最大10枚(音声付きSIMカードは5枚まで。)のSIMカードが使えます。追加のSIMカード利用料金は1枚400円です。
たとえばファミリープラン(10GB)のデータ通信+通話機能付きのを家族4人で利用すると、ファミリープラン3,260円+追加SIM3人分1200円=4,460円ですので4人で割ると一人当たり1,115円が月額の基本料金となるわけです。もちろん端末(スマホ本体)は別ですが、キャリアのスマホを持っていてそのスマホを利用するとすれば月々1,150円という本当に格安な費用ですむことになります。
スマホをもっていなくてもリーズナブルな端末をIIJmioでも扱っているので問題ありません。人気のHUAWEI P9 liteなら一括25,800円円、24回分割で1,080円で手に入ります。
基本料金がひとり1,115円、HUAWEI P9 liteを24回分割にすると1,080円なので月額2,195円でスマホが利用できるわけです。
IIJmioでも通話定額サービスはあります。家族と10分以内+3分以内誰にかけても月額600円コースと家族と30分以内+5分以内誰にかけても830円というコースです。